あっという間に6月に入り新馬戦が始まりました。競馬を見ているとダービーが終わるともうひとつの年明けです。さっそくサトノダイヤモンドの産駒が勝ちあがりまたひとつ時代が変わっていくようです。
ダービーの回顧ですがドウデュースの見事なレコード制覇はやはり千両役者の武豊騎手らしい見事な差しでした。イクイノックスの大外はやはり不利で、ダノンベルーガが徹底マークにあったのは不利言うか必然と言うか微妙ですが、他馬の付け入る隙を突いていけたということ自体が実力と言うことでしょう。ダービーは運の良い馬が制するという言葉は僕はとても好きで、それは運すら掌中に納める実力が必要だということだからです。ドウデュースおめでとう。
安田記念予想
さてそんなダービーの余韻と、来年のクラシックへはじまりに包まれる今週は安田記念。しかしまいった。出走表を何度見てもどれも上位に食い込む余地がありかつ不安視出来る要素もある。十指に余るどころか全馬チャンスくらいのメンバーでこんなに悩んだ安田記念もない…
思えば去年はグランアレグリア。その前2年はアーモンドアイと勝ちはしなかったがレースの核となる馬の存在はあった。しかしシュネルマイスターやイルーシヴパンサーにそこまでの格は感じられず。馬場も速い時計は出るが明確にどの脚質が有利とも言い切れない。
ファインルージュとソングラインだとソングラインのほうがヴィクトリアマイルで身体を減らさずに消化出来た点と揉まれたくない分良い枠を引けたと思うのでこちらが上位と思うのもののそれだけで中心にするのも何か違和感。牝馬で上昇著しいロータスランドでも十分戦えそう。
本来主役たるべきシュネルマイスター陣営からもそれほど自信は伝わらず。イルーシヴパンサー、ソウルラッシュも前走強かったまのの重賞1勝の馬であり、それで通用するメンバーの可能性も今年はあるものの喜んでは買いたくない。ただこの2頭であれば展開不利を逆転したソウルラッシュが魅力的。
とまあこんな調子で考えていくと全ての馬を買うことになるのでここは一発を期待して本命はカラテ。ファインルージュ、ソングライン、ロータスランドとは接戦歴があり、このコースも得意の部類。一瞬のキレ勝負は分が悪いが長く速い脚を出し続けるのは得意でもあり58キロ経験があるのも好材料。前走は転厩初戦でもあり落鉄で勝負に加われなかったのは今年5戦目となるローテーションを考えると体力を温存出来たと無理やり好意的に捉えてみよう。菅原騎手も一発を期待して良い騎手だと思っているので、どの馬も今回全幅の信頼を置けない以上、人気馬から買ってもという気がするので肩の力を抜いてこの馬からいってみます。
◎カラテ
○シュネルマイスター
▲ロータスランド
☆ソングライン
☆ソウルラッシュ
△ファインルージュ
△イルーシヴパンサー
△ヴァンドギャルド
△ナランフレグ
◎単複
◎→○▲☆☆→印への三連複
◎○▲☆☆馬連BOX
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