【どうする家康】第10回「側室をどうする！」あらすじと感想
三河統一を進める家康は遠江への調略を進めている。瀬名の幼馴染、お田鶴の夫である飯尾連龍とも密かによしみを通じる。
瀬名は岡崎付近の築山に庵を作り民の声に耳を傾けていた。美しく穏やかな庵で家康もくつろいでいる。そこに家康の母、於大が訪ねてくる。
於大は家康と瀬名との間に子が少ないことを案じていた。子供を多く作ることが必要と、側室を持つように勧める於大。
冒頭に家康自ら調略のため相手の城に乗り込む描写にもびっくりしましたが…
「子供を産めないのなら用済み」と言う於大に対して怒る瀬名にもびっくり。
瀬名は武士の娘であるのでこんな言葉に狼狽えるのはちょっと無いかなぁ…。
側室は鵜殿家の流れを汲むお葉に決まった。生真面目で働き者のお葉は瀬名と於大のお眼鏡に叶ったようだ。
コミカルな初夜の場面があったんですが、自分には意図は不明でした。。。
しかし家康は情けないと言うか、製作者は家康の評価を貶めたいんですかね。この時点で家康はとっくに20歳は超えており、若輩ではあっても一人前です。
ともあれこのお葉が西郡局と呼ばれる家康の側室。
実際は滅した鵜殿家の流れを松平に組み込む、当時よくある政略結婚であったことは間違い無いでしょう。
そして家康は藤吉郎から信長の妹、お市が北近江の浅井長政に嫁ぐことを知る。藤吉郎のことは「嫌いじゃ」と呟く家康。お市が嫁ぐことに思うところありそうな家康。
そして10ヶ月後、お葉にも出産する。
この後お葉は実は侍女のことが好きだったと言うジェンダーレスの話が出てくるんですが、それはそれで良いんですが、それだったら衆道を入れて欲しかったかなと思うところです。
永禄の変が起こり将軍足利義輝が暗殺される。
戦乱を見越した武田信玄は駿河侵攻の準備として今川の調略を進める。
また飯尾連龍は妻のお田鶴からの密告で家康への内通が露見し、駿府に呼び出され今川氏真に討ち取られた。
家康の元にも武田信玄からの書状が届き事態が動き始める。
なんと言うか全体的にのんびりした回でした。
ジェンダーレスの話は入れるにしても雑すぎる気がします。
自分が無知なのですがこれは史実や逸話を元にした話なんでしょうか？大河ドラマはフィクションがあるのは当然だと思いますが、セクシャリティに関して雑に創っちゃうのもうーんという感じで。。
最後にようやく遠州錯乱と呼ばれる遠江の動乱に繋がる場面があり、また武田信玄の出陣の場面があり、今川氏真との抗争となるであろう来週以降を楽しみに待ちます！
今日のハイライト
武田信玄の出陣！
ここは大河ドラマでした！
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