【どうする家康】第7回「わしの家」あらすじと感想
元康は三河はわが家との思いを新たに名を「家康」と改める。
結構あっさりと家康になりました。
何かしらもっと時間をかけるのかなーと思っていたのでちょっと意外。
しかし信長から鷹狩りに誘われた際に、三河にうごめく不穏分子の存在を明かされる。三河統一に向けて戦い続ける家康だったが金に困ってしまう。本多正信に相談するも「信長に金を借りたらどうか」と進言される。信長が怖い家康はそれを頼むことが出来ない。
なんか久しぶりの信長と藤吉郎。
三河にいる危険分子の存在を他国の信長に教えてもらうようではもうダメな気もしますが…。
なんとなく強引に信長と藤吉郎のシーンを作ったような。良いけど。
その頃三河で勢力を持つ一向衆がいた。
その一向衆に年貢を収めるよう要求を考える家康だがずっと年貢は納めてこないという。
それで変装して一向揆の拠点、本證寺に乗り込む家康たち。
家臣のはずの渡辺守綱に絡まれたりしますが、本證寺の賑わいに驚くばかり。
住職の空誓の人々の心を掴む説法(?)民衆が苦しむのは武士のせいであると説く空誓に集まった人々は熱狂する。その光景を目の当たりにする家康。
空誓と問答をするも年貢を納める見込みがないことを知った家康。なんかその後色々あって渡辺守綱に家康であることがバレてました。
一向衆を不浄であると結論付けた家康は年貢を力ずくで取り立てる。それに反発した空誓は家康に対して戦いを宣言。三河一向一揆が勃発する。
説として、食料の強引な徴収というのは一揆の発端としてあるものの、このドラマの一向一揆勃発の経緯だけ見ていると家康が簡単に対話を放棄したようにも見えちゃいますね(実際のところそうなのかもしれませんが)
強引に取り立てをしたシーンの後、美味そうに飯を食う家康にちょっとイラッとしました。笑
変な言い方ですけど良いシーン。
瀬名が「三河は家なんじゃないの?」って突っ込んでいましたが若い頃の家康は割と強引なところもあるのでこのドラマだとこういう書き方になるんだなぁと。
しかしこの辺りの描き方って難しいですね。単純化するなら善悪に割り切って描いた方が良いんでしょうけどそれは非常に難しい上に、現代の価値観との違いというまた難しいものが掛け算で乗ってくる感じです。
まさに空誓が言うところの「住む世界が違う」
空誓と問答をするシーンで、空誓は百姓に変装した家康の正体に目星が付かなかったのかな?とちょっと気になりました。百姓ではないことはわかりそうなものなので。
来週以降語られたりするんでしょうか。
今回のハイライト
空誓上人登場
市川右團次さんの空誓は良かったです。画面からでも空気が変わったのがわかるかのように締まりました。
来週から家康の危機ですからどうなるか楽しみ。
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