【どうする家康】第5回「瀬名奪還作戦」あらすじと感想
今川と戦うことになった元康。母、於大はとても嬉しそうにしている。元康はやっぱり今川に残してきている妻子を案じている。
家臣たちとも駿府に居る元康の妻子をどのようにして取り返したらいいかと相談している。そこに大久保忠世が本多正信という知恵者に良い考えがないか聞いてみてはと言うと他の家臣たちが一斉に大反対！本多忠真らは「偽本多」とまで言う始末。幼い頃から悪巧みばかりのやつと言う。
しかし召し出しされた本多正信。「良い策があるが銭がいる」と言うとやはり家臣団は「本性を出した！」と糾弾する。そんな非難にも動じない正信。良い策がないから自分が呼ばれたのでは？と全く意にかえさない。そして「元康にだけ策を話す」と言う。
ふたりきりで話す元康と正信。正信の策は服部党に妻子を盗み出させると言うものだった。そのために銭がいるという。
案に乗り銭を正信に渡した元康。家臣団によれば今、服部党は機能していないという。
そして正信が現当主の半蔵に仕事を頼むのだが、半蔵は服部家は忍びではなく武家であると、忍び仕事を断る。一旦は銭では動かないと正信の依頼を断るのだが、実際は金に困っている半蔵を巧みに乗せて動かした。
「忍びではなく武士として名を上げたい服部半蔵」があっさり翻意しすぎて仕事を請け負うのがちょっとよくわかりませんでした。
しかしながら本多正信役の松山ケンイチさん。服部半蔵役の山田孝之さん。
達者な役者さんですね〜。ふたりのやり取りはコミカルなシーンでしたが自然に見れました。
服部半蔵は今後どのくらいドラマに登場させて絡んでくるのかわかりませんが、少なくとも本多正信は今後かなり家康とのシーンは多いはずなのですごく楽しみになりました！
駿府では鵜殿長照が今川氏真に元康の防ぎを任されていた。長照の妹、田鶴にも何か役目を与えてある様子。
一方正信と半蔵は駿府に潜入。瀬名奪還に向けて手筈を整えていた。半蔵の部下の忍び、大鼠達の振る舞いにうんざりといった表情の半蔵。そんな半蔵を見て正信も「わしもあいつらが嫌いじゃ」と笑う。
瀬名は自らの脱出の手筈を知ると、父、関口氏純と母に共に関口家ごと岡崎への出奔を促す。氏純は今川には先がないと、瀬名の語ることに頷かないでもないが、母、巴は難色を示す。
そんな瀬名に鵜殿長照の妹、田鶴が、「瀬名の様子がいつもと違う」と瀬名に何を考えているのか教えて欲しいと言う。しかし瀬名は虫歯が痛いとかわす。
そして瀬名奪還の日、服部党が忍び入るも関口の館は今川の厳重な警備が張り巡らされていた。「瀬名達妻子を盗む」と言う目論見は破れ、忍び家業にやる気の出なかった半蔵の代わりに討たれる大鼠。
瀬名の脱出計画は瀬名の母、巴がうっかり田鶴に漏らしていたため露見していた。
田鶴は氏真に関口家への寛大な処置を希望するが氏真は関口家は皆死罪と決める。鵜殿長照は上ノ郷城に戻るよう命じられた。
この脱出劇の失敗により瀬名たちの命が危うくなった。
正信と半蔵は元康の前に出て詫びるが、新たな策として上ノ郷城攻めに加わりたいと申し出る。鵜殿長照とその子を生捕りにすると言う正信。半蔵も「服部党はまだ死んじゃいない」と期するものがあるようで…。
放送が終わった時思ったのが「えっ、跨ぐの？」です。笑
上ノ郷城攻めに加わる忍者衆に繋げたいんだろうなぁと言うことでの今回の服部半蔵登場としたのでしょうか。
ただ今回の脱出計画は成功していたとしても関口家は断絶されちゃいますからそう簡単には瀬名も乗れないと思うんですよね。まして母、巴は今川義元の妹でもあり、関口家が全員出奔なんて提案をとても受け入れることはできないでしょう。
しかしながらラストの本多正信、松山ケンイチさんは良い声でしたね。コミカルな時と真剣なシーンでの声色が違っていてとてもカッコよかったです。
「平清盛」も楽しく見ていたのでまた大きく違った役柄で今後も楽しみ！
今回のハイライト
本多正信登場
得体の知れない胡散臭さの中に頭のキレる感じを漂わせて良い雰囲気の本多正信でした！
松山ケンイチさんの秀吉とかも見てみたいなぁ。
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