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【音楽雑記】モーツァルト 交響曲41番ハ長調「ジュピター」

音楽

こんばんは。相変わらず家に居ることも多いですが、音楽でも映画でもバラエティでもネットワーク環境があれば気軽に接することが出来て大変有り難いです。映画館やライブハウスに気兼ねなく遊びに行けるようになることを願いつつ、最近はオーケストラを聴きに行きたい欲求が高まっています。

コロナ禍の中なので最近はご無沙汰ですがそれまではクラシック音楽は最低年に1〜2回はコンサートに出向いていました。初台のオペラシティに行ったり、地域の小さなとした会場のこともあります。

快晴の朝に窓を開けてるとふいにモーツァルトの交響曲41番ハ長調、第4楽章が頭に流れてきました。そう言えば「ジュピター」と名前が付いたこの交響曲を最後に生演奏で聴いたのは大分前です。

モーツァルトが書いた最後の交響曲として有名なこの旋律の中で特に第4楽章が好きです。何日も1日中聴いていたこともあります。その時何かが自分にあって聴いていたと思うのですが、どんな気持ちだったかはもう思い出せません。ただずっと聴いていた時のことや、その情景は強く覚えています。

強くあの美しいフーガを聴きたくて急いで部屋でかけました。改めて最初から聴いてみると、今まで派手であり荘厳である交響曲だと感じていたのとは違って、派手で激しい音の炸裂に抑圧への激しい怒りを感じました。一旦収縮してから内面に向かうではなく爆発的な力。ただその中で垣間見えるロマンチシズムが人間の性分なのかという気もしてなんとも目まぐるしくも美しい。



交響曲が完結に向けて進むにつれてそれらをまとめて是としていいような不思議な気分になります。その時その時の心境によってかなり強く響くところが違うのかもしれないなあと、まどろみながら聴いていました。クラシックはぼんやりと意識を傾けて聴くのがたまりません。
やがて最終楽章に入りあの美しいフーガが訪れて、久しぶりのジュピターも、今回も見事に終焉を迎えました。この交響曲の美しさはこの曲を聴かないと味合わないですね。

交流のある周りのバンドマンや音楽クリエイターの中でもクラシック音楽を聴かない方はまったく聴かないイメージです。聴いてるからどうという事もないんですけどね。
クラシックはいわゆる宮廷音楽ではありますが、幾らでも生活や心情に密着した音楽になってくれます。「ちゃんと曲を聴こう!」と構えると中々とっつきにくいかもしれませんが、まずはふんわりと流してみるのも良いと思います。

それでは!

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