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【競馬展望】2023年に注目の若手騎手5人

競馬雑記

毎日寒い日が続いてますが競馬界は毎週末熱い戦いが繰り広げられてます。去年はルメール騎手に取って代わりついに川田騎手がリーディングジョッキーとなりました。ずっと応援していた騎手なので嬉しかったです。

世代交代というか騎手の勢力図も少しずつ変化が起こっていると感じるここ数年。横山和生騎手がG1を勝ち、丸田騎手、荻野極騎手、坂井騎手、石川騎手とG1ジョッキーが生まれた昨年でもありました。
その前のエピファネイアでの横山武史騎手ブレイクからの流れかもしれませんね。


昨年は今村聖奈騎手も大活躍でしたし、今日は自分が今年2023年に活躍を期待している若手騎手5人について書いてみたいと思います。
注目のジョッキーがいると競馬がさらに楽しくなります!

松本大輝騎手 2021年デビュー 栗東 森秀行厩舎所属

176メートルの長身騎手として有名な若手ジョッキーです。
とにかく昨年巧いなーと思った騎乗が一気に増えたと思います。人気薄の差し馬で穴をあける印象の強い騎手なのですが、その要因はなんと言ってもインを突いてこれるようになったことだと思います。まだ今年はローカルの穴ジョッキーという感じかもしれませんが、差しの腕をさらに磨いてほしいジョッキーです。

菅原明良騎手 2019年デビュー 美浦 高木登厩舎所属

関東の若手で期待する騎手としてかなりの方が名前を上げるであろう菅原明騎手
昨年は200勝も達成し、重賞も複数勝利。オニャンコポンやペイシャエスなどのお手馬もいて更なる飛躍が期待されます。
この騎手の魅力は差してくるタイミングのセンスとダート戦での馬群で脚を溜められることだと思っています。人気馬でマークを受けた際に若干モロさがある気もしますが今年はG1制覇のタイミングまで期待したくなる騎手です。

岩田望来騎手 2019年デビュー 栗東 藤原英昭厩舎所属

菅原明騎手と同期の花の35期生のミライ騎手。この騎手に関しては早々と300勝達成、年間100勝達成、JPN1制覇とすでにブレイクしたと言っても過言ではなく、このまま頂点を目指してほしいレベルの騎手です。
平場を見ない人からは「人気馬ばかりに乗せてもらっている」と揶揄されることもありますが、昨年の単勝回収率は90%を超えており、決して乗ってるだけで勝てる馬ばかりでの勝利では出せない数字です。父譲りのインコースの使い方とダート1800戦では神業の騎乗を見せてくれるのでこのまま順調にいってほしいです。

秋山稔樹騎手 2020年デビュー 美浦 蛯名利弘厩舎所属

このジョッキーはどんなに人気のない馬に乗っていても必ず工夫をして乗っているんだなということが伝わる騎手です。なかなか本命級の馬が回ってくることは少ない状況ですが、人気薄を先行させて粘らせる技術は相当だと思います。かと思えば先行馬に乗り替わって差し脚を引き出したりと天才型の騎乗も見せてくれて楽しい騎手です。かつて岩田康騎手から色々アドバイスをもらったというような話も聞いたことがあるので、フィーリングで乗れる騎手なのかもしれません。

角田大河騎手、2022年デビュー、栗東、石橋守厩舎所属

昨年は36勝と例年なら新人王となっていても全然不思議のない好成績でした。同期の今村聖奈騎手が51勝と圧倒的な成績であったために惜しくも新人王にはなりませんでしたが、騎乗内容は大河騎手も本当に素晴らしいものでした。この騎手の現状で魅力的に思っているところはスタートの良さです。逃げ先行で有利になるのはもちろんなんですが、差し馬でもスタートはうまく出して取りたいポジションで脚を溜めることが出来るのが見事だと思います。ルメール騎手や武豊騎手などもそうですが、スタートで一手有利に進めるのは一流の条件であったりもするので今年は更なる飛躍、重賞を取ってほしいと思います。

と今回は個人的に注目している若手騎手5人について書かせていただきました。
その他にも原騎手や菊沢騎手など穴で注目の追い込み騎手もいて結構5人を選ぶのは迷ってしまいました。

騎手の皆さんは日々命懸け。馬は人の言葉がわからない分、騎手は圧倒的にヤジやクレームの対象になって心身ともに凄くタフさが求められる大変な立場であろうと思います。
人馬ともに怪我なく競馬が行われて今年も我々を楽しませてください!

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